ベビーセンサーBaby Aiのこだわりポイント

Baby Aiのこだわり

ベビーセンサーBaby Aiについて、サイト上で伝えきれていない内容は山ほどあります。そこでベビーセンサーBaby Aiを製造するにあたり、こだわったポイントついて説明します。また、前機種の呼吸センサーIBUKIと異なる点を詳しくまとめました。

Baby Aiのこだわりポイント

品質を重視し日本製(国産)にこだわり

製品に対して一番こだわった所が日本国内製造です。日本製にすると海外製と比較して、賃金が高いため倍以上のコストとなってしまいます。また人件費の安い海外は組立工賃は含みませんが、国内で製造した場合、組立にも費用が掛かります。そのため、どうしてもコストが割高になりがちです。

日本製といっても製造は海外で行い、国内では検査だけという方式もあります。その他には国内で製造しているけど、すべて外国人労働者というケースも多いです。ベビーセンサーBaby Aiは設計から組立、検査まで全て国内で行い、日本人の手で作り上げています。購入後の製品サポートもすべて日本人が担当しています。

純日本製にこだわるのには訳があります。海外で製造した場合、品質にむらや問題があっても「安いから仕方ないだろ」と一笑され満足いく製品を生み出せません。また、輸出入でトラブルが発生し、製品を納品できず、何ヶ月も止まってしまった他社製品もありました。そのため品質が安定し、安定供給ができる日本製にこだわりを持っています。

中間マージンを削減し、コストダウンに成功

ベビーセンサーBaby Aiは前機種IBUKIと比較して、性能及び製品の質を大幅アップしました。アップ内容は後程紹介しますが、品質アップするにあたり問題になってくるのがコストです。

先に紹介しましたが、ベビーセンサーBaby Aiは純日本製のベビーセンサーです。そのためコストアップが著しく、当初の段階では前機種より原価が上回っていました。
前機種IBUKIでは製品は好評でしたが、売値が高すぎて購入できないという声がありました。そのためベビーセンサーBaby AiはIBUKIより価格を下げて販売することを目標にしていました。

コストアップした部分はどこかでコストダウンしなくてはなりません。IBUKIでは部品発注や組立工程を業者に依頼し、製造をしていました。そのためコストが上がり、売値が高くなってしまった経緯があります。

ベビーセンサーBaby Aiでは自社で発注及び組み立てを賄い、業者に支払っていたコストを減らすことに成功しました。それ以外にも原材料の数量や寸法を計算し、コストダウンを図ったおかげでIBUKIよりコストダウンに成功しました。

大人でも使用できる設計

ベビーセンサーBaby Aiの対象ターゲットは個人宅の乳幼児です。基本的には大人の使用に関しては考慮していません。しかし、大人の無呼吸症候群を調べるのに、使用したいという声が頻繁にありました。特に乳幼児で使用した後は、旦那の無呼吸症候群を調べるのに使用を検討しているご両親が多いです。

海外ベビーセンサーの多くは1歳までを対象年齢としています。理由は製品が対荷重に耐えられない点と感度の問題です。

ベビーセンサーBaby Aiのターゲットは乳幼児ですが、体重制限を90kgとし大人が使用しても問題ないようにしました。
正確な測定及び判定はできませんが、体動から推測した呼吸数のグラフを記録できるので無呼吸症候群に悩んでいる方に役に立つかもしれません。

感度調整を可能にし、様々な環境での使用に配慮

前機種IBUKIでは感度調整ができませんでした。ベビーセンサーは繊細なセンサー及び高度な技術が必要になるため、環境や赤ちゃんの呼吸状況によって性能にばらつきが出てしまいます。
例えば国道沿いでは、トラックのエンジン音や振動が激しく感度が強すぎると様々な雑音を拾ってしまい、正確なモニターができなくなります。

逆に赤ちゃんの呼吸が浅い場合は感度不足によってモニターができないこともあります。

そのためベビーセンサーBaby Aiでは専用アプリNappleeを使用することによって、利用者で感度調整をできるようにすることによって、正確なモニターができるようにしました。

前機種「IBUKI」より改善点

2人同時利用が可能になりました

IBUKIはアプリでのモニターは、センサー1台しかできませんでした。ベビーセンサーのニーズを掘り下げると、双子で利用できないかという声が多く、ベビーセンサーBaby Aiでは専用アプリNappleeで体動から推測した呼吸数をモニターできる台数を2台に増やしました。またモニターした呼吸体動波線を記録できるようアプリの改良をしました。

センサーマットの改良

IBUKIのセンサーマットは40cm×80cmとサイズが小さめでしたが、ベビーセンサーBaby Aiのセンサーマットは60cm×90cmと一回り大きくしました。赤ちゃんは早ければ生後3ヶ月頃から寝返りをし始めます。

サイズが小さいとセンサーマットからはみ出し、感知できず正確なモニターができません。そのためサイズを大きくし、感知できる範囲を広げました。また、センサーマット上面にスポンジを入れることによって、センサーマットの上に直で寝ても赤ちゃんが痛くないようにしました。

赤ちゃん温湿度センサーを搭載

赤ちゃんの部屋の温湿度を管理できるセンサーを搭載しました。

センサーから読み取った「温度」と「湿度」はインフルエンザアラートと、赤ちゃん快適アラートに利用されます。

インフルエンザアラートとは気象庁が公表しているインフルエンザウィルスが好む温湿度になった場合、警報アラームが鳴らすことができます。

赤ちゃん快適アラートは利用者が任意の温湿度を設定し、設定から外れた場合警報アラームを鳴らすことができます。

改善点はまだまだあります

全ての機能を網羅したように思えるベビーセンサーBaby Aiですが、まだまだ改善点はあります。

まず、専用アプリNappleeがiPhoneとiPadでしか使用できない点です。今後は他社スマートフォンでも使用できるようアップデートしなくてはなりません。

センサーの精度も実験では2,300gの乳幼児でも体動から推測した呼吸数を検知はできましたが、環境や呼吸によるものと推測される体動の強さは乳幼児によって異なるため3,000g未満のお子様が使用できる保証はございません。

今後は、2,300g未満の乳幼児や、病院などの未成熟児でも使用できるよう能力を向上させる必要があります。
今後も開発を推進し、より良い製品を生み出せるよう邁進してまいります。