ベビーセンサーを購入するにあたり、日本製と海外製どちらがいいか検討すると思います。
ベビーセンサーの特徴を簡単にお伝えすると、日本製はマニュアルも日本語でサポートが充実していることが多く、海外製はマニュアルは外国語でサポートが曖昧ですが、購入費用が安いです。
以下に詳しい概要を下記にまとめました。
日本製ベビーセンサーの特徴
日本製のベビーセンサーは種類が少なく、特に一般家庭向け商品は弊社が製造している2019年時点では「ベビーセンサーBabyAi」のみとなります。
現在、保育業界では日本製を含めベビーセンサーが普及し始めています。日本製ベビーセンサーはカメラやマイクなどの付属機器はありませんが、センサー感度やiPhoneアプリ接続など性能に関しては海外製より優れています。
日本製ベビーセンサーで製造も国内で担っている場合は人件費や部品代の関係上、販売価格は海外製と比較して2~3倍高いです。
その代わり、サポートおよび返品交換システムが確立されて、取扱説明書も日本語対応しているため安心して購入することができます。
日本製ベビーセンサーのメリット
「ベビーセンサーBaby Ai」の場合は体動から推測した呼吸数(呼吸体動数)の測定やアプリでリアルタイムモニター、呼吸体動波形の記録など、ベビーセンサー機能は海外製より上回っています。
サポート体制や返品基準は明確であり、日本人による日本語でのサービス対応など、購入後に心配が少ないことも日本製ベビーセンサーのメリットです。取扱説明書やアプリ操作が日本語なのでトラブルが発生した場合、海外製より信頼が置けます。
日本製ベビーセンサーのデメリット
「ベビーセンサーBaby Ai」に関しては価格が高額な点がデメリットです。製造や検査も日本でやっているため、海外製と比較して2.5倍程度高いです。
また日本製ベビーセンサーの多くは保育園向け商品です。一般家庭が日本製ベビーセンサーを手に入れるには「ベビーセンサーBaby Ai」を選択するか、保育園向けを購入する必要があります。まだ市場に出回ったばかりということもあり、価格も保育園向けは非常に高額で1台12万前後します。そのため、ベビーセンサーの選択の幅が狭い事も大きなデメリットです。
海外製ベビーセンサーの特徴
海外製とは海外メーカーが販売しているベビーセンサーのことを指します。ベビーセンサーは「アメリカ」「イギリス」「イスラエル」が原産国の商品が多く、歴史も古く実績もあります。
残念ながら日本に代理店を持っているメーカーは少なく、多くの商品は並行輸入で販売されています。並行輸入品は販売元がしっかりしていないため、サポートや管理体制に不安があります。並行輸入品を購入する場合は、このようなデメリットの可能性を十分考慮していただくことをお勧めします。
海外製ベビーセンサーのメリット
歴史ある海外ベビーセンサーの場合、過去の失敗から機器の改良を重ねているため性能は悪くありません。
機種によってはマイクやカメラもついておりバリエーションが豊かなところも特徴です。また、購入費用が国産と比較して1/2、1/3程度しかかからないため、金銭面における負担が軽いのが嬉しいです。
海外製ベビーセンサーのデメリット
公式代理店がほとんどなく、日本で購入するとなると並行輸入となるためサポートが不安。原産国はアメリカなどですが、製造国は中国や南アフリカなど人件費が安い国が受け持っているため、製品の耐久性に不安があります。
並行輸入品には、医療機器としての公的な届出をしているものはありません。安全性情報の提供やリコールを含めたサポートに対する責任関係が不明確である点も、不安の要因になります。
費用を抑えるのであれば海外製ベビーセンサー
上記、メリット・デメリットでも触れましたが費用を抑えることを優先したい方は海外製がおすすめです。
日本製ベビーセンサーの場合、人件費や原材料の関係で表面的な価格では、どうしても海外製にはかないません。ただし、正規品を購入することは日本にいる限り難しいです。
そのため海外サイトに直接問い合わせをして購入する必要があります。
残念ながら言語は英語になり、正規品でもサポート面に不安はあります。海外製品は現地で医療機器として登録されていることも多いため、正規品の個人輸入時には「薬監手続」という医療機器を輸入するための専門的な手続を経て、厚生局の許可を得る必要がある場合があります。
さらに海外ベビーセンサーの一部はリコール対象品となっています。製品サポート及びリコール対象品というリスクを天秤にかけて購入する必要があるでしょう。
品質およびアフターフォローに関しては国産ベビーセンサー
2019年5月時点では、個人向けに販売しているベビーセンサーの国内メーカーが当社しかないため当社基準になりますが、製品に問題点および使用方法が分からない場合は必ず自社スタッフが回答するようになっています。
仮に返品という結果になっても、購入後10日以内でしたら返金対応可能です。製品に不具合がありましたら、代替品へと交換するよう徹底しております。
また、海外製ベビーセンサーと大きく異なる点は、「ベビーセンサーBaby Ai」は体動から推測した呼吸数(呼吸体動数)を測定し、平均呼吸体動数をデータ記録できることです。
残念ながら全ての部品を国内で揃えているため、コストが割高になってしまいますが、性能においては海外製より上回っていると自負しております。
まだまだ足りていない性能はありますが、今後も研究開発を活発に行い、製品を進化させより多くの家庭にベビーセンサーを普及してきたく存じます。