SIDS(乳幼児突然死亡症候群)とベビーセンサーの役割について

ベビーセンサーの役割

SIDS(乳幼児突然死亡症候群)とは持病を持たない赤ちゃんが、何の前触れもなく突然死亡してしまう病気です。現在、SIDSの原因は判明していません。平成29年では77名の赤ちゃんが亡くなっており、乳幼児の死亡原因4位となっています。
参照元:厚生労働省平成29年人口動態調査

SIDSは検視と解剖を行ったうえで、死亡原因が見つからなかった場合に認定されます。つまり亡くなった我が子を解剖しなくてはなりません。日本では解剖を拒否する両親が多い為、実際はもっと多くの乳幼児がSIDSの犠牲になっていると思われます。

 

SIDSの原因について

乳幼児はノンレム睡眠のとき5~10秒程度、無呼吸状態になります。それは「周期性呼吸」とよばれ、病気や身体の異常ではありません。周期性呼吸は呼吸系統が正常であれば無呼吸状態から呼吸状態へと戻りますが、何らかの異常によって無呼吸から戻らなくなり、SIDSへと発展してしまうと言われています。

SIDSへと発展してしまう原因ですが、2016年11月のニューズウィークの記事によると、原因はオーストラリアの研究者が脳内のオレキシンの不足にようだと発表しました。また、うつ熱(温めすぎ)によることが原因と断定している医師もいます。

しかし、決定的なエビデンスはなく、本当の原因及び治療方法は確立しておりません。

 

SIDSの予防について

SIDSを引き起こさない完璧な予防方法はありません。しかし、これまでの研究結果のお陰でSIDS発症の確率を減らすデータは揃ってきました。厚生労働省が推奨している予防方法は以下の3点です。

 

1:1歳になるまで、うつぶせ寝はさせない

仰向けでも100%防げるわけではありませんが、うつぶせ寝がSIDS発症確率が高いことは近年の研究結果により判明してきました。元々、呼吸系統が未熟な赤ちゃんは深い睡眠を促すうつぶせ寝によって、眠りが深くなり呼吸が戻らなくなってしまうのではないかと考えられています。

2:できるだけ母乳育児

母乳育児は母親の抗体を母乳から赤ちゃんへ渡せるので、推奨されている育児方法です。赤ちゃんの体を強くする効果があります。また、人工ミルクでは赤ちゃんが母乳より多く飲んでしまうため、窒息や深い眠りを誘いSIDS発症の可能性をあげてしまうと言われています。

3:たばこはやめる

たばこはSIDS発症要因の1つとされています。厚生労働省の平成9年度の研究によると、両親が煙草を吸うことによってSIDSの発症リスクは4.7倍になるという研究結果を発表しました。妊娠中の喫煙は胎児の体重が増えにくくなるだけでなく、呼吸中枢にも異常をきたします。受動喫煙も影響があるので、妊婦や赤ちゃんの前で喫煙はやめましょう。

ベビーセンサーの役割について

厚生労働省が推奨している予防方法を実践したとしてもSIDSは完全に防げるわけではありません。また、実践するのが難しいケースもあります。例えば、うつぶせ寝が好きな赤ちゃんは寝返りをするたびに仰向けに戻していては赤ちゃんにも負担を与えご両親も疲弊してしまいます。

寝ている赤ちゃんの呼吸が心配で夜寝れないご両親も多いです。夜中に何度も息を確認するケースもあります。

厚生労働省は仰向けに戻す必要はなく、寝付いたとき仰向けならば問題がないという見解を発表していますが、安全性に対しての根拠は乏しいです。

また、母乳育児も母乳が出なくては実践ができません。必然的に人工ミルクで育児をすることになります。本当は実践をしたいが、物理的にできない現状があるということです。誰でも確実にできることはタバコをやめて、赤ちゃんを見守る回数を増やすことのみです。

ベビーセンサーの役割は、両親が赤ちゃんを見守る補助することだと考えています。

昼間はご両親が見守ることができますが、夜は睡眠しなくてはなりません。夜は誰も赤ちゃんを見守ることができないため、心は不安のまま眠ることになります。

不安のまま入眠をしても疲れは癒えず、日々疲弊してきます。疲弊をきっかけにうつを発症したり、ノイローゼになる事も少なくありません。

ベビーセンサーは機械なので夜も休まず、赤ちゃんを見守ることができます。当社製品である「ベビーセンサー Baby Ai」は、呼吸をモニターすることによって赤ちゃんを見守り、異常があったらアラートでお知らせします。赤ちゃんだけでなく体が大きくなった乳幼児に対しても有効です。

残念ながら100%の精度を誇っているわけではありませんが、高い確率で呼吸を正確にモニターできている自信はあります。

SIDSを発症させる確率を減らし赤ちゃんの未来を守っていきたいとの想いからベビーセンサーの開発をしています。